HOME > 建て直し

傾いてしまった灯篭を補強して立て直します。

施工前:傾き、がたつきあり

建て直しといっても、色んなやり方があります
ガタつきだけがなくなるように、積め物をするだけのやり方一度組んであるのをはずして、ガタつきを直し立て直すやり方があります。
施工例の物は、だいぶ前に建てられていた灯篭が道路の横にあり、最近ガタつきや傾いてきたので危ないとのことで建て直しをする事になりました。


工場で仮組み

建っている灯篭を基礎から解体し、当社工場に持ってきました。
工場で仮組みをして、バランスをとります。
手作りで面を造っていた時代のものだったので、面を平らにすり合わせ、ガタつきや水平を調えます。
なるべくなら石を削らない方がいいので、お客さまの了解を得て向きを変えれる所があれば、変えさせて頂く時もあります。

加工:倒れにくいようにステンレス補強


倒れにくいようと要望がありましたので、合わさる面すべてにステンレスの棒を入れるために穴を掘る加工をしました。
壊れないように、ダイヤモンドの歯の付いている機械で掘ります。


加工:倒れにくいようにステンレス補強

穴を掘った所にステンレスの棒を入れて、再度確認をします。
棒の数や太さは、その時の灯篭の状態を見て加工します。


合わせ作業

石材専用の接着ボンドとセメントを使って、設置面を接着していきます。

建て上げ

現場では、基礎工事を行い建てていきます。
まったく同じようにとは行きませんが、なるべく同じようにかつバランスよく建てます。
合わせ作業同様に、合わさる面はステンレスのピンを入れ石材用接着ボンドとセメントを入れて建てます。
これで完成です。


灯篭の状態によっては、建て直しが出来ない時があります。一度、ご相談ください。





↑お問い合わせ↑
お見積りはこちらまで
電話でもお伺いします